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ソーシャルグラフと復興支援を繋げるイベント「リボーーーン」開催までを振り返ってみました。

ソーシャルグラフと復興支援を繋げるイベント「リボーーーン」開催までを振り返ってみました。

6月15日にXEX日本橋で行われた復興支援イベント「リボーーーン」に運営スタッフとして携わらせて頂きました。きょうは開催までを振り返り、その時の様子や心境の変化を書いてみました。


リボーーーン

2011年3月11日午後14時

震災当時ぼくは自宅にいて、PCを前にFacebook8割、仕事2割でタラタラと過ごしていた所「ゆらっ・・・ゆらっ・・・」と揺れが来たのですが、「おー地震かなー」くらいに悠長に構えていたんですが、揺れは次第に大きくなり、静かだけど波打つように変わっていきました。

まるで船の上にいるような感覚。

「あれ?これちょっと普通の地震と違うっぽいぞ・・・」と思ったのもつかの間、天井と床をつっかえ棒にして固定していたパーテーションが倒れ、そのパーテーションに当たって椅子がひっくり返り、その椅子に当たってコーヒーカップの中身が床に。

慌てて携帯とタバコだけを手に取り、くつ下のまま一目散にアパートの外に飛び出したのですが、揺れは中々収まらない。体感的に5分ぐらい揺れていたように感じました。

ぼくの自宅にはテレビがないので、FacebookやTwitterで情報を集めたのですが、震災の様子をデジカメで撮った写真を見て凍り付きました。これタダ事じゃない・・・

リボーーーン誕生のきっかけ

震災直後からぼくの周りの仲間達も「何か出来る事はないか」と動き始めました。

Facebook繋がりで仲良くしているゆーすけべーさんは、震災後わずか数日でTwitterの安否情報をまとめたサイト「anpiレポート」を立ち上げ、ぼくも微力ながら被災地の人達の安否情報をまとめる手伝いを行いました。

そういった支援活動が自然発生的に繋がり、anpiレポートでは200人を超えるボランティアの力が集まったそうです。その様子を見ていたぼくも、自然と被災地の方達に向けて何か出来ることはないか?と考えるようになりました。

「東京にいるぼくらにできる事ってなんだろう?」その考えを持つ友人達が集まり、何度も話し合いを繰り返して生まれたのが、ソーシャルならではの繋がりを活かし、被災地の方達と支援したい人達を繋げるイベント「リボーーーン」です。

ソーシャルで「ひしひしとパワー」を感じた!

リボーーーンの下準備も整った5月25日。ホームページの公開や、Facebookでの告知を行ったのですが、思ったよりも多くの反応(それも好意的なものが殆ど)があり、「もしかしてみんな同じ事を考えていたのかもしれないなー」って思ったのを覚えています。

賛同者がこれだけいるんだ!って驚いたのと同時に、沢山のボランティアスタッフの申込みや、応援のメッセージ、募金の申し出など、まさに「ひしひしとパワー」を感じました…!これは嬉しかったですね。

被災地からの声を直接聞く事で意識が変わった。

そしてそして、いよいよ「リボーーーン」開催当日。ぼくは「支援プロジェクト」を紹介するという大役を任されていたのですが、生来のテンパりスキルを存分に発揮しないようにしっかりと練習を積み重ねていました。

って言いたかったのですが、なんだかんだと準備が忙しく一回しか練習出来ませんでしたね…。

拙い紹介をやらせて頂きながらも、被災地で活動していらっしゃる方々のお話を直接聞き、テレビでは流れないような写真の数々を見せて頂く中で、ぼくの意識も随分変化しました。

お恥ずかしい話なのですが、ぼくはこの東日本大震災を比較的被害の少ない東京で経験したという事もあり、被災地の深刻な状況を肌で感じ切れていない部分がありました。

でも被災地の人達と直接話をする事が出来て、それが現実に起きたものだと感じきる事が出来ました。この意識の変化は本当に大きいと思います。

参加者の皆様からも復興支援チケットだけではなく、現金での募金も多く見られ、どの募金箱も人だかりが出来ていた事がとても印象深かったです。

小さな一歩でもいいんだ。まずははじめてみよう。

リボーーーンを開催してみて一番感じたのは、ソーシャルでの繋がりから生まれた復興支援活動のパワーってスゴいな!って事です。僕自身も「ソーシャルの力の大きさ」を十二分に感じていて、1年前まで福岡でフリーターをやっていたのですが、Facebookを通じていつの間にか東京に移住し、多くの仲間や繋がりが出来、ありがたい事に仕事も頂けるまでになりました。

東北をはじめとする日本全体が大震災で被害を受けている中、いまこそこういったソーシャルの繋がりや力を活かし、各々ができる事を考えることが出来る場所にリボーーーンがなれたのでは無いかなって感じています。

第一回目の開催という事もあり、至らない点や改善すべき点も勿論ありましたし、色々と課題も残されていますが、まずは一歩。すごく小さいかもしれないけどぼくには凄く意味のある一歩を踏み出せたのではないかなって思っています。

最後になりますが、リボーーーンに参加して下さった皆様、様々な事情で参加出来ないけど応援下さった皆様、貴重なご意見を下さった皆様、本当にありがとうございました。

またボランティアスタッフとしてお手伝いして下さった皆様や、スポンサーとして援助して下さったリスト株式会社さん、ドリームエージェントさん。この方々がいなければこんなに素晴らしいイベントにならなかったと思います。ありがとうございました。

ぼくこのイベントに携わってやっと分かったんですけど、「復興支援」ってそんなに難しい事じゃないんですよね。まずは考えることから。そしてできる事からはじめよう。

リボーーーンが少しでも、そのキッカケに成れる事を願って、そして一日も早い復興に向けて。ぼくはこれからもリボーーーンを続けて行きます。