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(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

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2行目は僕のオリジナルのものです。これはビジョンという項目の行になりますけれども、まあこれはさっき僕がもう答えを言いましたね。

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頂上の「頂」。これは山の頂上から見渡した時の景色。山の麓から登っている時はね、下界は見えない訳ね。頂上に登ってみて初めて下界の景色が見えると、街全体の景色が見えると。

ビジョンを持つという事はそういう事です。まだ登る前に、登ってみた後の山から見える景色ってどんなものだろうという事を、登る前に既に想像するという事であります。

僕はTwitterの中でもたまにね、自分が自らが登るべき山を決めなければいけないと言っている。その山を決めたら自分の人生はもう半分決まるという事であります。勝利が半分決まるという事ですね。

ですから自分が登るべき山を決める。ソフトバンクグループの、ソフトバンクの後継者としてやるには、ソフトバンクグループが僕の後を受け継いだ後に、どこに向かうべきか。

今から10年後、20年後、30年後どういうような世の中になるのか、どういうビジネスモデルになるのか常に考えながら、ビジョンをより鮮明にすると。

鮮明にするという事は、何となく思うという事じゃないですからね。期限を持って10年後にはこうなっていると。未来はこうなるだろうというのは、もう既に落第。未来って言ったって10年後も100年後も未来。それではもう全然落第。

そうではなくて10年後にこうなるだろうと。30年後にこうなるだろうと。明確な期限。その時のイメージを徹底的に思い描く。その山に登って、登った山から下界を見下ろしたようにしっかりと未来から見下ろしてみると。そういうイメージです。

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ビジョン。「登る山を決めよ。」「山から見た景色をイメージせよ。」という事です。頂上の「頂」。

ビジョンを持っていないリーダーというのは最悪です。もし皆さんが後継者になって10年後に「わしゃこうする」と、30年後に「我が社はこうなる」と、バシッと言い切れない男は…まあ女性でも良いんだけど、リーダーとしては失格という事ですね。

日本の会社でよく、社長に就任して最初の挨拶で、色んな新聞とか雑誌とかテレビのインタビュー受けますね。その時に皆さんが私の後継者になったと思って下さい。

その日膨大な数のテレビ局と新聞社が訪れますよ。「気分はどうですか?」とか「抱負は?」とか聞かれます。その時になんと答えるかと。今から考えてないとダメだという事ですね。

日本の会社の大企業の、上場会社の社長の大半の人が何と言うかというと、まず最初に言うのが「図らずも社長を拝命しまして」と、こう言うんだね。

図らずも社長になったら部下は可哀想だ。まぐれでなってしまった社長は部下を路頭に迷わすと。そんな奴にビジョンがある訳がない。ビジョンなんて急に浮かばない。

普段から考えに考えて、ちぎれる程考え抜かないと、そんなねポッと2、3日考えて浮かぶようなもんじゃないという事ですね。

今回発表した30年ビジョンのやつも、あれ1年間かけてずっとずっと考え抜いて、勿論皆さんにも考えて貰って一緒に作り上げたものですね。

2、3日で考えられるビジョンなんていうものは、これはもう全然失格と。私に言わせれば。ましてやビジョンの無い奴っていうのは、絶対にリーダーになっちゃいけないという事であります。

という事で、ビジョンはものすごく大事。

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次、この「情」。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。情報です。

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僕がソフトバンクをスタートする時に、アメリカから大学卒業して戻ってきて1年半、自分が事業家になると。でもどんな事業を始めたら良いのかと。何をやったら良いのかと。

1年半。悩みに、悩みに、悩み抜きました。
考えに、考えに、考え抜きました。

僕が悩む時っていうのは、なんかこう悲しげに悩むという事じゃない。それはもう考えに考えて、非常にアクティブに、アグレッシブに。その選択肢を考え抜くという事なんだけど、40程新しい事業を考えました。

この40の事業、それぞれ一度に40浮かんだ訳じゃないですよ。1年半掛けて毎月幾つか「これだー!」と。「これを俺はやるぞ」と。この事業を新しいビジネスモデルの…これは40とも新しいビジネスモデルです。

全て今まで人がやってない、新しい切り口の新しいビジネスモデルのものを40程、まさにビジネスモデルを発明したような形で考えて「これだー!」と。

これをやれば絶対に日本で一番になれる。ナンバーワン企業を作れる。こうやって興奮しまくって、そしてその事業についてビジネスプランを、10年分のビジネスプランを。

予想資金繰り表、予想損益計算書、予想バランスシート、予想人員計画、予想売上…当然ですけれども。マーケットシェア、こういうものを徹底的に調べて。

競合になるであろうという会社の規模、ビジネスモデル、売上、利益、バランスシート、徹底的に調べまくって。一つのビジネスモデルについて、もう1m以上その資料を集めまくって、調べ抜いて。

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もうその時は、これをやると決心している状態ですよ。それから2?3週間して、うーんもっと良いアイデアが浮かんだ…と。

もっと良いアイデアが浮かんだというのが、40回繰り返されてね。もっと良いものじゃないとわざわざ考えないからね。

もっと良いと思えるものじゃないと、わざわざもう一個の別の選択肢としては自分で候補に挙げない。もうその時は興奮しまくって、徹底的に情報を集めているという形で行ったと。

だから皆さんが新規事業を行うとなった時に、今現在も新規事業の部門に携わるとか、いっぱいあると思うんだけど、中途半端に「上司から言われたからやるんだ」とか、「言われた通りやるんだ」とか、もうそうなったらその時点で失格。

自分から提案する能力を持ってないと、既に失格と。自分から「これやりましょう!」と、我が社はこれをやらないと世界の潮流から乗り遅れると、これをやる事によってソフトバンクが何倍も大きな会社になれるという風に思えるようなビジネスモデル。これを常に考え続ける。

僕は1年半で40考えた。新しいビジネスモデルを。自分の過去のアイデアを超えるというものを40回繰り返して、その中で絞り込んで点数を付けて自分で。そして選び抜いたのがソフトバンクという、情報革命というこの事業なんですね。

ですから行き当たりばったりで、たまたまの経緯で決めたというのは、それはもうダメと言う事ですね。やはり成るべくして成らなきゃいけない。まぐれ当たりというのは絶対に続かないという事です。

ですからそういう意味で情報収集する。ビジョンを描く。これもビジョンを描いたら、そのビジョンに対して本当にそのビジョンが正しいのかと。この情報収集を徹底的に行うという事であります。

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次、「略」

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。まあこれもう既に正解です。
「略」。これは…この行そのものがビジョンの行だよね。

頂上から見てビジョンを立てる。情報を集めてビジョンを立てる。そのビジョンを実現させるというのは戦略だという意味で、その戦略を立てよと。

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あらゆる観点から各種の戦略を立てよと。情報を徹底的に集めるんだけど、いっぱい集めた情報の中から…戦略の略という意味は、そもそもどういう意味だと思う?「略する」という意味だよね。

いっぱい集める。ありとあらゆる情報を集める。そのありとあらゆる情報を集めたら、それを分析してそれから無駄なもの、雑音、ノイズを徹底的に除去して、枝葉を除去して一番太い幹になる部分。これをやらなきゃいけないという急所。これを見つけるという事ですね。

これが戦略なんです。戦略の元々の意味は略すると。もう死ぬ程情報を集めて、死ぬ程考え抜いて、死ぬ程選択肢を出して、そのあらゆる選択肢を網羅して、その上でね、99.99%そぎ落として絞り込むと。

絞り込まれたものでないと戦略では無いと。これもやる、あれもやる、みんなやるっていうのは戦略じゃない。徹底的な選択肢を洗い出して、その徹底的にある選択肢の中から、最後は全部そぎ落として1個絞り出すと。これを戦略という訳ですね。

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次。この「七」

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。ピンポンですね。これはもうこないだテレビの番組でもねえ…。
簡単な所でおまえ答えんな(笑) (開場笑い)

まあまあそういう事です。これは非常にユニークなね、ユニークな私のオリジナルの「七」という数字ですけれども。

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トカゲのしっぽも3割ぐらいなら切っても生えてくるぞと。半分切ったら「はらわた」まで来て死んじゃうという事です。私は色んなリスクを取って、色んなチャレンジをしてるという風に外で思われていると思います。

激しくむちゃくちゃにチャレンジしまくりと。冒険。博打。まああらゆる表現の言い方があると思いますが、実は激しく戦いを挑み、頻度もがんがんチャレンジして行くんだけれども、本当は物凄く用心深いんです。

3割以上ね、3割以上のリスクを冒さない。失敗した場合でもその部分を切り捨てれば本体は倒れない。その切り捨てる部門が本体の収益、全体の企業価値、それを超えるようなリスクを冒さない。

もう一か八かと…これもやっちゃいけない。7割以上勝つという確率の所までぐうっと理詰めで詰めていく。でも7割っていうのはね、7割以上勝てるという確率は、皆さんの主観に寄る訳だね。

もう「ああっ!7割行ける!」と思い込む場合が多いから、それは気をつけなければいけないよ。もう7割行けたと、十分行けると。軽はずみに7割だという風に錯覚してはいけないよ。

絶対これは7割以上行けると。絶対に行けるという7割だよ。
「もしかしたら行ける」という7割じゃないんだよ。

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考えに、考えに、考え抜いて。どう考えてもこれは7割以上行けるぞという7割でないといけない。執念の入った7割じゃないといけない。

いい加減に「まあ7割で良いって孫さん言っとったからなぁ」と、いい加減に「大体で良いやぁ」と、そうやって軽い気持ちで7割って決めちゃいかんよ。

もう考えに、考えに、考え抜いて7割行けるという事でやって欲しい。五分五分の勝率でやるぞというのは、もう馬鹿がやる事だ。リーダーになっちゃいけない。そういう人はね。

武田勝頼になるよ。もう負け戦だというのに、そのまんま突っ込んで全滅まで行っちゃう。リーダーとしては最悪のリーダーです。「いやいや実は武田勝頼も賢かった」なんて解説とかしている人がいるけど、その解説している人が馬鹿だと。(開場笑い)

もし私が勝頼の立場にいて自分の兵が、武田軍団の騎馬武者が3割位やられて、鉄砲が当たって死にそうだとなったら、その場で恥も外聞もなくバーッと一目散に逃げる。退却。一目散に退却させる。

途中から、あれ意地になっちゃったんだね。勝頼は。馬鹿の典型ですよ。そういう馬鹿がリーダーになると会社を潰すからね。これだけは絶対に戒めなきゃいけない。

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間違って後継者になっちゃったと。君たちが馬鹿だったら会社潰れるからね。意地で戦いをやっちゃいけない。途中から意地になるのよ。普通ね。

普通は負け戦だーとなって、もう3割も死なしちゃったと。3割も失っちゃった。大体ケチな奴程そのまま突っ込んじゃう。失ったと思った時点で「もったいない」と。「もったいない」から取り戻さなきゃいけないって深掘りして全滅しちゃう。

この「もったいない」という発想が会社を潰すという事です。

何回も退却戦をしました。僕自身ね。
退却をするのは10倍勇気がいるんです。

おびただしい退却戦をした。退却する時は早いよ僕は。その時むちゃくちゃ書かれるよ。マスコミにね。「卑怯者」だとか「いい加減」だとか「無責任」だとか。

ましてやジョイントベンチャーでやってるという時に「パートナーに迷惑掛ける」とか。「そこに一生懸命やっている部下がいる」とか。

これにもう既にお金も100億突っ込んじゃったと。1000億突っ込んじゃったと。それを退却するという事は物凄く勇気がいります。ましてや僕の後継者になった皆さんが退却をするというのは、物凄い勇気がいる。僕以上に勇気がいると思う。

僕が退却する時は何と言われても「まあしょうがない」と。皆さんが2代目として、あるいは4代目として後継者になって退却戦を演じる時はね「先代は偉かった」って言われんで。

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「2代目が弱虫で」と。「2代目が無能で」と。「3代目が馬鹿だから失敗して退却した」って。こうやって書かれるんだ。それを退却するのがどれほど勇気のいる事か。これをやれた男だけが初めてリーダーとしての資質があると。

「意地でやる奴は馬鹿だと思え」と。「退却出来ない奴は馬鹿だと思え」と。「退却出来ない奴はケチだと思え」と。そんなケチな奴がリーダーになっちゃいけないという事ですね。

それは「無能」というんです私に言わせれば。退却も出来ない…車で言えばブレーキの付いてない車がどれほど危険か。バック出来ない車がどれほど危険かという事ですね。

だからこの「七」という数字は頭に叩き込んで欲しいと。只単純に「ああ、7割の確率ですね。」という程度の理解じゃいかんよと。3割以上絶対に組織を痛めない。

3割以上行かれそうだーと、やられそうだーと。もう迷わず瞬間芸でスパーッと切る。涙を飲んで。部下を見殺しにせよと。

これが出来ないと…見殺しにせよって首にせいって言ってんじゃないよ僕はね。その部下はまた別の部署がいっぱいあるから、なんぼでもまた盛り返せると。そのくらい厳しい激しい、守りの強い堅めを持っていないとこれはリーダーになっちゃいかんよと。

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だいたい大企業になって潰したというのは、あるいは小さな中小企業でも潰れる時は、これを止めきらなかった人の場合です。

株式投資でも一緒だよね、という事であります。

また9割の確率まで待つと、我々の業界では特に殆ど手遅れになる場合が多いんで。もちろん短期間で、素早く9割10割の勝つ確率取れればそれに超した事はない。

でも迷って迷って迷っている間に時間が過ぎてね。8割まで待たなきゃいけない。9割9分まで確率を高めなきゃいけないという所まで時間を待つと、大体手遅れになる場合が多いと。

というのは世界中でみんな競争して、激しい我が業界の生き馬の目を抜く競争がある。みんなガンマンのように素早く銃を撃つと。こっちも素早く撃たないと殆ど手遅れになる。

日本の大企業がやられるのが大体このパターン。9割まで待つ。だから9割が良いという事では無いという事も是非覚えておいて下さい。

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次の一文字。この意味はいどうぞ。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

七割以上確率があったら絶対にやり抜くと。まあそういう事ですね。

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つまりいくら高邁(こうまい)な理論を言おうが、戦略的な素晴らしい考えを持とうが、事を成すと…事を成すというのは闘って初めて事を成すと。競争が常にありますからね。

だからどんな優れたビジョンでも、どんな優れた戦略でも、どんな素晴らしい情報を集めても、7割以上勝つ確率があったとしても…「俺は知ってたよ」と、「俺だって知ってたさあ」と、よく言うじゃないか。

典型的な例が評論家の皆さんだよね。色々偉そうにもうあーだこーだ言う。コンサルタントも偉そうに色々あーだこーだ言うと。

そういう人に限って「じゃあやってみろ」と言ったら「いやいやそれは私の仕事ではありません…」と言う。大概にせいコラ!(開場笑い)

言うだけなら簡単だよと。ねえ。自分が闘って成せるという自信が無いと、成せるという覚悟が無いと、高邁(こうまい)な理論は無責任な理論だという事ですよ。

高邁(こうまい)な戦略もビジョンも、そりゃ言うだけに終わると。言うだけで良いなら簡単だよと。2行ぐらいでTwitterでつぶやいときゃええと。言うだけならね。

まあ僕もTwitter毎日やってるけどね。まあ色んな事欠く人おるわなあ。(開場笑い)

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たまにゃ言いたいよ「じゃあやってみろ」と。(開場笑い)
ね、そうでしょう。

やるという事は難しいんです。やるという事は闘わんと出来ないっちゅう事です。だから我々の理念として「情報革命で人々を幸せにする」と。いやそれは立派な理念だねと。立派な志だねと。

「その立派な志があるなら、なぜSIMロック掛けとんだ」と。(開場笑い)
こうやってTwitterに書かれとるわね。今もUSTで流れてるからTwitterで皆さん「あー言い出したぞ」と。「禿が言い出したー」と。(開場笑い)

「来たかー」と待ち構えていると思うんですよ。我々の高い理念、志を実現さすのに言うだけで良いなら簡単よ。言うだけで良いなら。

情報革命で人々を幸せにしましょう。誰にでも言える。
どんなに素晴らしい理念でも、志でも実現させなきゃいけない。事を成さなきゃいけない。

「坂本龍馬ならSIMロックなんか掛けてねーだろ」ってこう言われるよね。だけど坂本龍馬も闘ったんだよ。倒幕したんだよ。高杉だって西郷さんだって、みんな闘って事を成して行こうという風にやった訳ですね。

闘っている最中に敵にわざわざ自分の武器を渡すか?。事を成す前に自分が倒れるやんかと。事を成す前に…つまり高い志を実現させる前に、情報革命で世界中の人々を幸せにしたいと。そういう高い志を実現させる前に「あー良い人だったねえ」って惜しまれて死んでいったと。これじゃあ、只の良い人。

闘ってる最中に、事を成す前に、自分の闘う武器をやる馬鹿がどこにいるんだと。そういう人は絶対に事を成せないよ。それこそ評論家。それこそ無責任な人。

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それはトヨタの創業者の人だって、松下幸之助さんだって、本田宗一郎さんだって、ヘンリーフォードだって、ロックフェラーだって、ビルゲイツだって、スティーブジョブズだって、みんな闘って、ライバル会社をなんとか出し抜いて、闘って闘って闘い抜いて、そして人々を幸せにするという理念を実現させていった訳ですね。

だから闘うという事は、ビジョンを実現させると。闘い=ビジョンだと。ビジョン=闘いだと。そういう事です。

単にいつでもかんでも闘いましょうという事ではない。それはビジョンを実現させる為に、そのビジョンは理念を実現させる為に闘わなきゃいけないという事ですね。

総務省と闘わないといけない時もある。相手が首相であろうが大統領であろうが、闘わなきゃいけない時もある。それは何の為に闘うんだと。

高い志、理念。それを実現させる為に、そういうビジョンを実現させる事によって、本当に人々が結果的に最終的にですよ、10年後か、20年後か、100年後か。来月の幸せの為にじゃなくて。50年後、100年後、300年後の世界中の人々の幸せの為にね。

龍馬が脱藩する時に近所の人に迷惑掛けたよ。家族にも迷惑を掛けたよ。藩にも迷惑を掛けたよ。半年や2?3年迷惑を掛けても、時にはしょうがない場合もあると。非常にこれは難しい事なんですけれどね。

でもそれは心の奥底に、本当に人々に幸せになって貰いたい。本当に自分たちが生き残ったら、闘い抜いて生き残ったら、最終的には100年後、300年後の人々に本当に感謝されると。そういう事をやるという決意があったならば、少々の非難は覚悟の上でね。

勿論悪い事はしちゃいけないよ。ライバルに勝つと、これは事を成す為に事業家、革命家はやらにゃいかんと。時としてそういう時があるという事であります。

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命をかけて闘って、初めて事が成せるという事であります。

目次|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(6)3行目「一・流・攻・守・群」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(7)4行目「智・信・仁・勇・厳」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(8)5行目「風・林・火・山・海」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像001

まず1行目、「道」「天」「地」「将」「法」と、戦いに勝つ為の「孫子の兵法」の中の条件という事になりますが、

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像002

一番最初の文字「道」という事であります。「道」「天」「地」「将」「法」の「道」。道(みち)ですね。

じゃあ皆さんに聞きます。「道」というこの一文字が、さっき理念とかね、志という事で言いましたが、ソフトバンクグループにとって、この道という一文字が意味するもの。

我々にとってこの道という一文字が意味するものは何だと思うか。手を挙げてみて下さい。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

素晴らしい。正解だ。これから答える時は名前を言って答えてくれ。素晴らしいぞ。いい目付きしてる。

これから話をする時に、全員が指を指されると思って聞いて下さい。

で、指されなくても自分からバシバシ手を挙げて答えて欲しい。そして答える時に名前を、自分の名を名乗って答えて欲しい。で、それが素晴らしいなーと思う答え、その立ち居振る舞いも含めて、それが私自身のインプットにもなるし、皆さんがお互いに点を付ける訳で、お互いのインプットになるという風に思いながら是非やって欲しいと思います。

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像003

この「道」。情報革命で人々を幸せにすると言う事ですよね。
これはもう、さんざんこないだのビジョン発表会で言いました。

「情報革命で人々を幸せに」という事であります。

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次「天」。この天という一文字が、我々ソフトバンクグループにとって何を意味するか。今までのソフトバンクの創業以来の歴史の中で、あるいはこれからの中で何を意味すると思うか。分かる人手を挙げて下さい。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

みんな素晴らしい答えです。一つの答えであるとは思いません。皆さんなりにそれぞれ解釈するというのは、既に頭が回転しだしているという事で、一つ一つ中々良い答えだと思いますが、私が思っております、あるいは「孫子の兵法」の中に出てくる「天」という言葉の意味。

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像005

これは「天の時」と。タイミング。つまり我々は情報のビッグバンという、もう絶好のタイミングに生を受けているという事です。人類が20万年の歴史がある中で、情報ビッグバンというのは50年前無かった。100年前無かった。

松下幸之助さんはアンラッキーだったと。あれほどの才覚を持った人でも、人格を持った人でも生まれた時が悪かったと。情報ビッグバンより、ちと前に生まれてしまったという事ですね。

もし幸之助さんが我々の時代に生まれて、もし競合してたら立派な競合相手だったと思います。

我々にとってラッキーかもしれないのは、彼にとってアンラッキー。つまり、ちと早く生まれすぎたと。家電会社をやるのには良い時に生まれたという事だけどね、家電会社は…まあこれはUSTでも流れてるから、あんまりズバッと言うと…(開場笑い)

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まあ、大きな革命じゃないね。僕に言わせれば。
人類が迎えた一番大きな革命は3つあった。農業革命、工業革命、情報革命、3つあったと。その中の3つの革命の中の一番大きなのが情報革命であると。

家電は所詮家電だと、平たく言えばそういうこっちゃと、いう事であります。

我々は情報ビッグバン、マイクロコンピューターが生まれたその時代に我々も生まれた。インターネットが生まれた。ブロードバンドが生まれた。モバイルインターネットだ。こういうような時代に我々は生まれた。

これがもう既に天の時を得たと、ラッキーだったと。運も実力の内と言いますよね。我々はこの時代に生まれたと、もうそれだけで既にラッキーだったという事だと私は思うんですね。

この幸運を我々が掴み取れるかどうかというのは、我々次第だという事ですね。運も不運も多くの人に満遍なくやってくる。

でも我々は超ビッグな幸運の時に生まれたと。この超ビッグな幸運の時に生まれたという、この天の時をうまく活用して、羽ばたかなきゃいけないという事であります。

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「地」この言葉の意味する事が分かる人。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

ピンポン。(拍手)

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地の利。メインの拠点はアジアに位置してると。15年前はアメリカ人がインターネット人口の50%だった。アジア人が19%であったと。しかし今から5年後はアメリカ人はインターネット人口の中の12%になる。アジア人が50%になる。

これはもうまさにですね、今まではアメリカ人の会社じゃないとインターネットNo1になれなかった。GoogleだAmazonだYahoo! USだebayだと色々あるけどね。みんなアメリカの会社でしたよね。

つまりお客さんのユーザーの50%がアメリカ人ならば、当然英語のウェブサイトで、アメリカ人の生活習慣にあったビジネスモデルで、という風になっていく訳ですね。

だからアメリカ人に地の利があった。でもこれからはアジア人がインターネット人口の50%になると。たった5年で。もう既に中国人のインターネットユーザーはアメリカ人を既に抜いたと。

50%が中国を中心としたアジアになって、アメリカ人は12%になるという事です。そういう意味で我々はまさに地の利を得たと。

天の時を得て、地の利を得たならば、こりゃもうやらんといかんばいと。
これで挑戦しなかったら、リーダーになる資格無いという事であります。

そういう意味で我々は既に中国にもAlibabaグループだとかOPIだとか、色んな会社を続々と10年位前から仕掛けて、種を植えてきておりました。

そういう意味で、大変この地の利を得たという事であります。
これから益々そうなります。

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じゃあ次、この「将」。この字の意味が分かる人。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。まあ優れた将を得るという事は、既に一文字が表していますけれども、皆さんがこれからリーダーシップを発揮していくと。

私自身がソフトバンクグループの将の立場として、引っ張って行っております。色んな歴史で戦いがあった訳ですけれども、これは只一例を挙げております。

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三国志の中で「関羽」だとか「張飛」だとか「超雲」「孔明」。まあ、こういう人たちはみんな将の立場として「劉備」を助け、三国志を戦ったという事ですね。

ですから大きな戦いを起こす、革命を起こすという時に優れた将を得なければいけない。もちろん大将という事もあるし、中間のリーダーというものもホウメン軍(?)のリーダー一杯いると思いますけれども、優れた将を得るという事は、どんな戦いをやるにおいても優れた将を得なければ、大きな成功は収められないという事ですね。

ですからこれは一人だけではなくて、それぞれの軍団を率いる優れた将をもし皆さんが私の後継者になったら、皆さん自身が大将としての器にまずならなければいけない。

その上で皆さんを支える優れた将を最低でも10人。最低でも10人。

皆さんの為に場合によっては、腕の一本、足の一本いらんと。場合によっては命さえもいらないという位の志を共有する、そういう将をね、皆さんが部下に持てるかと。

これから皆さんが大将の器として、その山を引っ張れるかどうかというような事になる。

自分一人では、なんにも出来ない。自分が大将になるには自分を支える10人ぐらいの気心の知れた、志を本当に共有した将を得なければいけません、という事になります。

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次は「法」。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。中々君たちは優秀だ。「法」というとすぐに法律の方の「法」だという風に思う人が多いんだけれども、孫子の言っている、ここで言う「法」っていうのは、システムだとか方法論の法だとか。

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まあねこういうルール作り、仕組み、こういう所です。
ビジネスモデルだとか、プラットフォームとか、そういう事も含まれます。

当然法律って言うものも、ここから元々来ている訳だけれどもね。
「孫子の兵法」の中に出てくるオリジナルの意味は、法律の「法」と言うより方法の「法」だという事であります。

仕組み作り。成功の為には行き当たりばったりで、まぐれ当たりで得た果実というのは続かない。

単なるその時の根性だけで得たものは続かない。仕組みを作って、システムを作って、法則を作ってという形で行かないと、大きな組織作りっていうのは出来ない。継続して勝つ仕組みは出来ない。

我々はソフトバンクでは、日次決算だとか、そういう様々な方法をやっていますね。部門別の管理会計だとか、ビジネスモデルを続々と編み出していくとか、我々が独自に作った様々な仕組みが、グループのあちこちにありますね。そういうものを指しています。

ですから、物事をシステマティックに考える。そうでないとスケール出来ないぞという事であります。

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という事で1行目が「孫子の兵法」の中に出てくるものを、ソフトバンク流に解釈し、ソフトバンクに当てはめるという事で、それをソフトバンクの組織の中でどう応用していくかという事が大事なんですね。

単に先程から言っているように、その文字の字面の意味を理解したと言うんじゃなくて、実際に行動を起こさなきゃいけない。

じゃあ実際にどんな仕組み作りをすれば、我が社がもっと強くなれるのかという事を考えて、どんどん編み出して行かなきゃいけない。そういう仕組みを作っていくという社風を作って行かなくちゃいけないという事ですね。

どこの会社、どこのグループよりも継続して伸び続ける仕組み。成功の確率を上げていくという仕組み作り。これをしなきゃいけないという事であります。

目次|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(6)3行目「一・流・攻・守・群」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(7)4行目「智・信・仁・勇・厳」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(8)5行目「風・林・火・山・海」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

25のそれですが、昨日の夜中までは、この順番が違っていました。

(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像001

3行目の物が1番上にあったと、1番上の物が2行目でした。そして4行目の物がその次の行で、2行目の奴が4行目で5行目は5行目と、そういう順番に元々なっておりました。

なぜ変えたか?というのがこの右側の青いピラミッドです。つまり重要順があると。物事には全て重要順があるという事であります。

物事は、只単に平たく考えれば良いんじゃない。大事な物順に常に頭に入れる。

意志決定しなきゃ行けない時にね。時間限られていますでしょ。瞬間的に色んな意志決定をしなきゃ行けない。交渉の時とか瞬間的に意志決定しなきゃ行けないですね。

その時に、全部をチェック項目出来ない時に、一番重要な物から常にパッパッパッと瞬間的に頭で意志決定する時の要因として、チェック項目にすると。

そういう事を普段から癖を付けて欲しいと思うんです。

(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像002

一番上の行、「道」「天」「地」「将」「法」と書いてありますが、この「道」という字は何を意味するかというと、理念だと、志だと、いう事であります。

この間30年ビジョン発表しましたね。一番上の所に理念という物を発表しました。2番目がビジョン、3番目が戦略という事です。という意味で、この一番上の行が「道」と表しているように、理念の部分が一番重要であります。

2番目の行の頂上の「頂」。これはビジョンという意味であるという事です。
3番目の行が戦略の行であります。4番目の行が将たる者の心構え。

皆さんは僕の後継者の候補です。つまり将たるもの、皆さん自身にとっての心得としての部分が、この4行目という事ですね。

(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像003

5行目は戦術に相当する所です。「風林火山」というと、日本では武田信玄が戦の時の旗印にね、「風林火山」と書いてありましたね。

「風林火山」大変有名で、孫子の兵法の中から、勉強熱心な武田信玄が学んで、孫子の兵法の中の重要だと思う物を自分の旗印に書いたんだけど、僕に言わせれば戦術に過ぎないという風に思うんですね。

でも大切な戦術。戦における大切な戦術なので、一応戦術としての風林火山が、この最後の行に書いてあります。

この5つの行×5つの縦、合計25。これは僕自身は全ての文字、全ての意味を、もう腹の随まで入れております。

えー僕の後継者になる皆さんが是非ですね、この25文字については、身体の底から言われなくても、思い出そうと思わなくても、もう瞬間的に身体の中にそのまんま入ってるという状態に是非なって欲しいと、いう風に思います。

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はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(6)3行目「一・流・攻・守・群」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(7)4行目「智・信・仁・勇・厳」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(8)5行目「風・林・火・山・海」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

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まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

ちょっと画面がちっちゃいけど見えますか?後ろの方みえますか?
見えます?見えない時は背伸びして下さい。

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戦略特別講義「孫の二乗の兵法」

孫の二乗の兵法というものであります。

えーこの中に孫の二乗の兵法って中身を知ってる人、なんか本とかで読んだ事のある人手上げて。…はい。一割位という事であります。

まあ一割の人は読んだ内容を想像して思い出して欲しい。
そしてそれが、今まで自分が理解してた内容とどう違うか。

実は昨日の夜中バージョンアップしました。少しバージョンアップして順序が変わったりしています。

以前に本で、まあ少しインタビューに答えたりした物に比べて、昨日の夜、夜中2時半頃、3時頃考えてバージョンアップしております。

で、これからもずっとバージョンアップして行くと思いますけれども、今からこのソフトバンクアカデミアはですね、上手く行けば300年位続いていくという事になると思いますが、少なくとも僕が直接校長先生として行うのは、ソフトバンクの社長の立場として行うのは、今から10数年間。

(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像002

まあ60代でこの中にいる皆さんにバトンを渡していくと、皆さんが後継者になっていくという事になる訳ですけれども、これが20年以内に起きると。

僕が52才ですから、69才までの間に。61才かもしれないし69才かもしれない。そのどこかで皆さんの中の一人に、これから外部から入ってくる人も含めてですね。アカデミアのメンバーの誰かにバトンを渡していくと。

そういう形になりますので、是非真剣勝負で受けて頂きたいと思いますが、僕が現役の社長を引退した後も、しばらく元気な間は、何年間かはソフトバンクアカデミアの校長先生に本業がなるという事であります。

ですから、おそらく今から元気であれば2、30年アカデミアの校長先生という立場が続くと。毎週1回こういう形で私が話をするという形になります。

で、皆さんは月に1回か2回。まあクラスを4クラスに分けますと。

私は毎週1回ですが、4クラスですから月に1回か2回。2回の時というのは2回目は私自身じゃなくて、皆さん同士のグループセッションみたいな物があるのかもしれない。まあそれは、これから追々高めていきます。

少なくとも僕が校長先生である間、次の2、30年間の間に皆さんに伝授したい事を1ページで表せと。

20年間30年間伝授していく事の結論を1ページで表せと言うと、この「孫の二乗の兵法」になります。

(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像003

この「孫の二乗の兵法」というのは、中国の数千年前の孫子とランチェスター。まあランチェスターはほんの一部の考え方ですけれども、基本的には中国の孫子と私自身の合作。時空を超えた合作という事で「孫の二乗の兵法」という風になっております。

その1ページ目がこれです。

(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像004

この1ページ。25文字あります。
これから2、30年間私が校長先生として皆さんに伝授していく物。

皆さんあの、孫悟空の映画とか物語知ってるでしょ。
孫悟空が天竺に、なんかあの巻物を探しに行くと、たしかそんなストーリーだったと思います。

その巻物を探す為に一生を掛けてね、色んな冒険をしながらたどり着く訳ですけれども、例えば20代の人がもし私を受け継ぐと。私の2代目か3代目か4代目の所で受け継ぐという事になると、2、30年掛けて学んだものの結論の巻物に書いてある物は何かというと、この1ページだったという事であります。

先に結論を言うというのがソフトバンクアカデミア方式。

この1ページに書いてある事は、僕が病気で入院してた時。まだ26-7才ぐらいだったと思います。この時に基本的には作ったもの。

ですから皆さんの年齢ぐらいの時にこれを作った訳であります。

えー、ソフトバンクが大きくなって後付けで、成功の秘訣みたいな物を言った訳じゃないと。皆さんの年代の時に、20代30代の時に真剣に考えて、この25の成功の為の要因、これを極めていくと。

私自身まだこれ極め切れてないという風に思っております。

ですからある意味これは永遠のテーマだと。

(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像005

そんな1時間とか2時間でですね、ここに書いてある25文字を覚えて、その意味の字面が理解出来たと。

例えば頂上の頂と書いてあります。左の上から2番目ね。

この頂上の頂という字がどういう意味でってのを丸暗記した所でですね、それは所詮字面を理解したという風に過ぎないと。

本当の理解というのは、身をもってですね、色んな試練を乗り越えて、乗り越えた中でつかんでくるノウハウというか秘訣というか、そういう物が初めて自分の身になるんではないかという風に思います。

是非そういう意味で、あーあれは一回本で読んだと、知ってると。
知ってるつもりになってるかもしれないけど、本当は知らない。

でもこの25の「孫の二乗の兵法」と名付けましたけれども、僕自身が片時も忘れない。常に新しい事業に取り組む時、常に何か試練にぶち当たった時、常に中長期の戦略を考える時にこの25の成功要因。

勝ちパターンの為の成功要因。これを常に思い出しながら、そしてその25の成功要因にちゃんとマッチしているかとかいう事を、何度も何度も自分で自問自答しながら、そして試練に耐えていき、新しい事にチャレンジしていったという事であります。

学校の教科書には絶対出てこない内容ですから、初めて聞く人は是非その意味合いをですね、よく考えながら聞いて頂きたいという風に思います。

(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像006

基本的にこの中のですね、上から数えて1行目と4行目、横に数えて1行目と4行目、そして5行目の最初の4文字。それは中国の孫子が考えたものですね。

それ以外の所は私のオリジナルの物だという事であります。

ちなみに孫子の兵法は、既に30冊以上私は読んでいます。異なった筆者が書いた解説本ですね。30冊以上読んでみて、色んな事が書いてあるんだけど、要は一番大事なのはこれとこれだなーと僕なりに解釈して、その中から抜き出したものと、逆に私だったらこう思うというオリジナルを付け加えているという事であります。

今日はこの事だけを話します。

で、これからも時々この事にもう一度触れる事があると思いますけれども、是非アカデミアの生徒として正式に入校した人、あるいは補欠の人。

補欠の人も何回も再チャレンジありますからね。

おしりの10%は半年に一回退学になりますが、それは入れ替えで新しい人に入って貰う為の枠として入れ替え戦がありますが、何度でも再チャレンジ出来るという事であります。

何度でも再チャレンジ出来るという事なので、落胆をしないように。

人生入れ替え戦があって当たり前だと。そんな程度の試練に耐えられないようでは、そもそもアカデミアの生徒には適してないというつもりで是非ですね、人生の再チャレンジいくらでもチャレンジして欲しいと、いう風に思います。

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まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

(孫正義社長 登壇)

皆さんこんにちわ。

こんなに勢いのある顔が、我がグループに一杯いたとは。あんまり知らなかったね。

今日はUSTでも流しています。日本から多くのソフトバンクアカデミアに関心を持っている方々も一緒に聞いて頂いております。

今日はまだ正式なソフトバンクアカデミアのメンバーとして確定した人ではなくて、グループ内の希望者みんなに集まって頂いたという状況です。

(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像001
(ここでハンドマイクに持ち替える)

グループ内で希望者が約1000名集まって頂きましたけれども、その中でどの人達に正式な第一期生のアカデミアの皆さんになって頂くかっていうのは、数日間で決めるよりもじっくりとフェアなプロセスで決めようという事で、今日は希望者の皆さん全員に集まって頂いたという形であります。

また外部の方からも、昨日の夜12時から希望する方の登録を開始しました。
既に三千数百名の方々が30人の枠に向けて応募してきている。3700だったかな?

まだ24時間経っていませんけど、18時間で3700名の方々が関心を持って頂いている。今日いる皆さんは社内ラッキーと。(開場笑い)

(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像002

少し競争率が宜しいという事で、まあ外の皆さんの方がその分競争率が高い形になりますが、このグループ内部からと外からの比率は徐々に変わっていきます。

スタートは300の内270がグループ内から。約1000名の応募の中から270人。
外の皆さんからは、既に3000名を超えている皆さんの中から30名位という事になりますけれども、徐々に様子を見ながら外の人で優秀な人がいれば、その比率が増えていくという事になると思います。

で、半年に一回ずつね、半年に一回ずつ入れ替え戦が入っていくと。
自動的に下の10%は自動的にアウトと。いう事になります。

誰がどうやって10%決めるんだーって言うと、アカデミアの生徒の皆さんがお互いに相互に点を付けると。いうのが基本になるという事であります。

皆さんがどんどんプレゼンをして進む事になっていきます。

(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ|画像003

ですから、出来るだけ最初の入校も透明なプロセスで行って、プロセスを出来るだけ公平に且つ透明に。

その後の入れ替え戦においても、半年ごとに入れ替わりますが、それも透明なプロセスで行われるという事にしたいと考えております。

それでは早速ですね、第1回目の私自身が皆さんに提供するアカデミアとしての講義の内容という事でそれに入って行きたいと思います。

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