(8)5行目「風・林・火・山・海」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

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まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

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大分時間が長くなりましたんで、今日はこのぐらいで終わりにしますが、この最後の行「風林火山」。

これはもう皆さん「武田信玄」、「孫子の兵法」でいつも何回も出てくるから、「風林火山」の所までは、意味は知ってると思います。知らないという人は、次回から来なくていい。(開場笑い)

そもそも失格。その程度はね、うろ覚えだったら明日にでも本屋さんに立ち寄って、あるいは今晩にでもネットで検索して、その程度の意味は掴んで欲しいと。ただ僕が言った以外はネットには書いてない。あるいは少なくとも載ってないという一文字が、最後の「海」という文字です。

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風林火山の「風」

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素早く、そして静かに。…皆さん昨日Googleとの発表あったけどね、Yahoo! JapanがGoogleと提携するに間違いないと思ってた人、手を挙げて。

いないでしょ。…まあ1人ぐらい。…でもそれは思っただけだろ?(開場笑い)

まさか半年以上前から(Googleと)交渉してたというのは知らないでしょう?。当然極秘でやってたからね。ほんの少人数しか知らないから。でももう半年以上です。もう殆ど毎週ずーっと交渉してて。

AppleのiPhoneね。「DoCoMo」だ「au」だって、なんか社長が色んな事ね、マスコミに色んなこと言ってたけど、今から数えて6年位前(2004年頃。日本での発売開始は2008年7月11日)から交渉開始してたと。知らなかったでしょ?。

だからやる時は深く静かに。深く静かに超極秘で。そーっとやらなきゃいけないっていう水面下の交渉。情報コントロールという事で「林のように静かに」。

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「動く時は火のように」。

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そして動かない時は「山のように微動だにしない」と。

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この最後の一文字が僕のオリジナルです。はい、何だと思いますか?

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

ほー。…知ってた?(笑い)
僕が何かのインタビューとかで答えて…でも勉強熱心で偉い。

「風林火山」で戦いをして、火の山になってむちゃくちゃになって、死人だらけと。疲弊すると。そのままで戦いは終わらないという事ですね。

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戦いが終わって、広い深い静かな海のように全部飲み込んで、平らげて、そして初めて闘いが終わると。焼け野原のままでは、またそこから火が起き上がってしまう。またそこから下克上が始まる。世が治まらない。動乱のままだと言う事ですね。

だから本当に「闘いに勝つ」という事は、静かな広い「海」の状態にして初めて闘いが完結すると。…まあ本当は孫子の方は、この「海」という字じゃなくて「雷のごとし」とか「影のごとし」とか、まあ色んな他の表現があるんですけれども、僕はそっちよりも「海」という方が、戦いを終わらすと思ってる。

本当に戦いに勝つという意味で適してる。勝手にバージョンアップしたと言う事ですね。まあ…どうせもう居ないから、勝手にバージョンアップしても怒られないだろうと。(開場笑い)

という事で、以上がね、私の「孫の二乗の兵法」。今日は随分時間を掛けて皆さんに話をしましたが、でもこれは1回僕から話を聞いて「理解した」「納得した」という事で終わっちゃいけない。そんな甘いもんじゃないと。

20年、30年、100年掛けて心底腹の底から「理解出来た」と「実力が身に付いた」と「実践が出来た」といって、初めて真のリーダーになれる。永遠のテーマだと。僕自身まだ実際に達成出来ているという風には思っていない。満足してない。まだその途上だという事であります。

このアカデミアで、これからずっとやっていくのは、この25文字の「孫の二乗の兵法」。これを色んな応用編で、色んなテーマで噛み砕いて、皆さんのプレゼンとか、皆さんのアイデア、議論。そういう中で活かしてほしいと。そして心底身に付けてほしい。

色々今まで僕は何千冊本を読んで、あらゆる体験、試練を受けて、この25文字でこれを達成すれば、到達すれば、リーダーシップを発揮出来る。後継者になれる。本当の統治者になれると心底思っている、その25文字です。

本当はこれはね、会社の経営者、事業家というだけじゃなくて、大学の学長でも、大統領でもみんな当てはまる「リーダーシップ」。リーダーが持つべき素養としての、闘いに勝つ為の25文字だという風に思っています。

皆さんが僕からバトンを受けたら、皆さんというのはここにいる皆さんと、USTの向こうにいる…今日はニコ動もやってんか?ニコ動は今日はやってないか。今度からニコ動のあの激しい人たちも入れた方がいいんじゃないか?(開場笑い)

毎回は放送しませんよ。だけど2?3ヶ月に1回位、要所要所で僕がこういった形で話す所は公開したいと。それ以外は非公開で。もっとさらに本音の具体的な奴とかをガンガンやっていきたいと。ケーススタディしていきたいと、議論をしたいと。

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外からここにチャレンジしたいという人をどんどん集めるから。外の人たちにも皆さんが負けない位に頑張ってほしいし、外の人たちもいずれ我々の仲間になる。将を得なければいけないと。大きな志を達成する為には、小さな心の器ではいけない。

常に優れた高い志のある将を集めなければ行けない。そういう意味で門戸を外にも開いていきたい。後継者になった皆さんは平均10年、2代目の人は後継者として活動して貰う。3代目の人も平均10年。4代目の人も大体10年位の単位でやって貰いたいと。もう途中で失敗したらクビっていうのはあるかもしれないけど。

まあ平均10年ぐらいだ。10年で平均5倍位伸ばすと。そういう腹の括れる人じゃないと駄目よ。その代わりその5倍伸ばしたら、後継者の皆さんにはストックオプション100億円位渡したいと思ってますので、100億が500億になる。という事は、400億を10年頑張って儲けると。個人的にも。10年で400億って言ったら悪くないよね?(開場笑い)

だけど10年で5倍に出来る。…我々の企業価値を5倍に出来るという自信のない人は後継者になって貰っては困ると。我がグループのリーダーに相応しくない。10年で5倍位せないかんよ。私も10年で5倍以上にはしてる。

10年で5倍にする。その為には何を成すべきか。どんな手を打たなきゃ行けないか。「図らずしも社長になりまして」と絶対に言うなと。明日から、今日からソフトバンクの社長だったと思えと。「俺だったらここから5倍にこうやってする」、「私だったら5倍にこういう風な方法でやる」という事を今日から考え続けよ。

今日は開校の記念講座ですけれどもね、皆さんの中から具体的な第1期生が内部から270人、外から30人選ばれますが、正式な入校第1次生になった人に真っ先に出る宿題は、「自分だったらどうやって5倍にするか」。これをアイデアを競い合って貰う。

自分がソフトバンクの社長なら、どうやってソフトバンクの企業価値を10年で5倍にするか。どんな手を使って何をするかと。それが先程から言っているように、具体的なビジョン、具体的な戦略、その事業ドメイン、資金、技術、そういう角度で、具体的なプレゼンをして貰いたい。

そういう事に答えられない人間は、そもそもリーダーになって貰っては困ると。部下が困るという事ですね。常に考え続けよと。少なくとも僕は常に考え続けてる。そういう執念、信念。これが無いとリーダーには成れないという事であります。

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「志し高く」。頑張りましょう。ありがとうございました。

目次|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(6)3行目「一・流・攻・守・群」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(7)4行目「智・信・仁・勇・厳」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(8)5行目「風・林・火・山・海」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

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