(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

まずは「はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ」をお読み下さいませ。

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まず1行目、「道」「天」「地」「将」「法」と、戦いに勝つ為の「孫子の兵法」の中の条件という事になりますが、

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一番最初の文字「道」という事であります。「道」「天」「地」「将」「法」の「道」。道(みち)ですね。

じゃあ皆さんに聞きます。「道」というこの一文字が、さっき理念とかね、志という事で言いましたが、ソフトバンクグループにとって、この道という一文字が意味するもの。

我々にとってこの道という一文字が意味するものは何だと思うか。手を挙げてみて下さい。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

素晴らしい。正解だ。これから答える時は名前を言って答えてくれ。素晴らしいぞ。いい目付きしてる。

これから話をする時に、全員が指を指されると思って聞いて下さい。

で、指されなくても自分からバシバシ手を挙げて答えて欲しい。そして答える時に名前を、自分の名を名乗って答えて欲しい。で、それが素晴らしいなーと思う答え、その立ち居振る舞いも含めて、それが私自身のインプットにもなるし、皆さんがお互いに点を付ける訳で、お互いのインプットになるという風に思いながら是非やって欲しいと思います。

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この「道」。情報革命で人々を幸せにすると言う事ですよね。
これはもう、さんざんこないだのビジョン発表会で言いました。

「情報革命で人々を幸せに」という事であります。

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次「天」。この天という一文字が、我々ソフトバンクグループにとって何を意味するか。今までのソフトバンクの創業以来の歴史の中で、あるいはこれからの中で何を意味すると思うか。分かる人手を挙げて下さい。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

みんな素晴らしい答えです。一つの答えであるとは思いません。皆さんなりにそれぞれ解釈するというのは、既に頭が回転しだしているという事で、一つ一つ中々良い答えだと思いますが、私が思っております、あるいは「孫子の兵法」の中に出てくる「天」という言葉の意味。

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これは「天の時」と。タイミング。つまり我々は情報のビッグバンという、もう絶好のタイミングに生を受けているという事です。人類が20万年の歴史がある中で、情報ビッグバンというのは50年前無かった。100年前無かった。

松下幸之助さんはアンラッキーだったと。あれほどの才覚を持った人でも、人格を持った人でも生まれた時が悪かったと。情報ビッグバンより、ちと前に生まれてしまったという事ですね。

もし幸之助さんが我々の時代に生まれて、もし競合してたら立派な競合相手だったと思います。

我々にとってラッキーかもしれないのは、彼にとってアンラッキー。つまり、ちと早く生まれすぎたと。家電会社をやるのには良い時に生まれたという事だけどね、家電会社は…まあこれはUSTでも流れてるから、あんまりズバッと言うと…(開場笑い)

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まあ、大きな革命じゃないね。僕に言わせれば。
人類が迎えた一番大きな革命は3つあった。農業革命、工業革命、情報革命、3つあったと。その中の3つの革命の中の一番大きなのが情報革命であると。

家電は所詮家電だと、平たく言えばそういうこっちゃと、いう事であります。

我々は情報ビッグバン、マイクロコンピューターが生まれたその時代に我々も生まれた。インターネットが生まれた。ブロードバンドが生まれた。モバイルインターネットだ。こういうような時代に我々は生まれた。

これがもう既に天の時を得たと、ラッキーだったと。運も実力の内と言いますよね。我々はこの時代に生まれたと、もうそれだけで既にラッキーだったという事だと私は思うんですね。

この幸運を我々が掴み取れるかどうかというのは、我々次第だという事ですね。運も不運も多くの人に満遍なくやってくる。

でも我々は超ビッグな幸運の時に生まれたと。この超ビッグな幸運の時に生まれたという、この天の時をうまく活用して、羽ばたかなきゃいけないという事であります。

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「地」この言葉の意味する事が分かる人。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

ピンポン。(拍手)

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地の利。メインの拠点はアジアに位置してると。15年前はアメリカ人がインターネット人口の50%だった。アジア人が19%であったと。しかし今から5年後はアメリカ人はインターネット人口の中の12%になる。アジア人が50%になる。

これはもうまさにですね、今まではアメリカ人の会社じゃないとインターネットNo1になれなかった。GoogleだAmazonだYahoo! USだebayだと色々あるけどね。みんなアメリカの会社でしたよね。

つまりお客さんのユーザーの50%がアメリカ人ならば、当然英語のウェブサイトで、アメリカ人の生活習慣にあったビジネスモデルで、という風になっていく訳ですね。

だからアメリカ人に地の利があった。でもこれからはアジア人がインターネット人口の50%になると。たった5年で。もう既に中国人のインターネットユーザーはアメリカ人を既に抜いたと。

50%が中国を中心としたアジアになって、アメリカ人は12%になるという事です。そういう意味で我々はまさに地の利を得たと。

天の時を得て、地の利を得たならば、こりゃもうやらんといかんばいと。
これで挑戦しなかったら、リーダーになる資格無いという事であります。

そういう意味で我々は既に中国にもAlibabaグループだとかOPIだとか、色んな会社を続々と10年位前から仕掛けて、種を植えてきておりました。

そういう意味で、大変この地の利を得たという事であります。
これから益々そうなります。

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じゃあ次、この「将」。この字の意味が分かる人。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。まあ優れた将を得るという事は、既に一文字が表していますけれども、皆さんがこれからリーダーシップを発揮していくと。

私自身がソフトバンクグループの将の立場として、引っ張って行っております。色んな歴史で戦いがあった訳ですけれども、これは只一例を挙げております。

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三国志の中で「関羽」だとか「張飛」だとか「超雲」「孔明」。まあ、こういう人たちはみんな将の立場として「劉備」を助け、三国志を戦ったという事ですね。

ですから大きな戦いを起こす、革命を起こすという時に優れた将を得なければいけない。もちろん大将という事もあるし、中間のリーダーというものもホウメン軍(?)のリーダー一杯いると思いますけれども、優れた将を得るという事は、どんな戦いをやるにおいても優れた将を得なければ、大きな成功は収められないという事ですね。

ですからこれは一人だけではなくて、それぞれの軍団を率いる優れた将をもし皆さんが私の後継者になったら、皆さん自身が大将としての器にまずならなければいけない。

その上で皆さんを支える優れた将を最低でも10人。最低でも10人。

皆さんの為に場合によっては、腕の一本、足の一本いらんと。場合によっては命さえもいらないという位の志を共有する、そういう将をね、皆さんが部下に持てるかと。

これから皆さんが大将の器として、その山を引っ張れるかどうかというような事になる。

自分一人では、なんにも出来ない。自分が大将になるには自分を支える10人ぐらいの気心の知れた、志を本当に共有した将を得なければいけません、という事になります。

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次は「法」。

(省略 – 候補者に手を挙げさせて答えさせる。)

はい。中々君たちは優秀だ。「法」というとすぐに法律の方の「法」だという風に思う人が多いんだけれども、孫子の言っている、ここで言う「法」っていうのは、システムだとか方法論の法だとか。

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まあねこういうルール作り、仕組み、こういう所です。
ビジネスモデルだとか、プラットフォームとか、そういう事も含まれます。

当然法律って言うものも、ここから元々来ている訳だけれどもね。
「孫子の兵法」の中に出てくるオリジナルの意味は、法律の「法」と言うより方法の「法」だという事であります。

仕組み作り。成功の為には行き当たりばったりで、まぐれ当たりで得た果実というのは続かない。

単なるその時の根性だけで得たものは続かない。仕組みを作って、システムを作って、法則を作ってという形で行かないと、大きな組織作りっていうのは出来ない。継続して勝つ仕組みは出来ない。

我々はソフトバンクでは、日次決算だとか、そういう様々な方法をやっていますね。部門別の管理会計だとか、ビジネスモデルを続々と編み出していくとか、我々が独自に作った様々な仕組みが、グループのあちこちにありますね。そういうものを指しています。

ですから、物事をシステマティックに考える。そうでないとスケール出来ないぞという事であります。

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という事で1行目が「孫子の兵法」の中に出てくるものを、ソフトバンク流に解釈し、ソフトバンクに当てはめるという事で、それをソフトバンクの組織の中でどう応用していくかという事が大事なんですね。

単に先程から言っているように、その文字の字面の意味を理解したと言うんじゃなくて、実際に行動を起こさなきゃいけない。

じゃあ実際にどんな仕組み作りをすれば、我が社がもっと強くなれるのかという事を考えて、どんどん編み出して行かなきゃいけない。そういう仕組みを作っていくという社風を作って行かなくちゃいけないという事ですね。

どこの会社、どこのグループよりも継続して伸び続ける仕組み。成功の確率を上げていくという仕組み作り。これをしなきゃいけないという事であります。

目次|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

はじめに|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(1)孫社長登壇?カデミアについて|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(2)「孫の二乗の兵法」の生まれた経緯とその意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(3)「孫の二乗の兵法」の各行の意味|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(4)1行目「道・天・地・将・法」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(5)2行目「頂・情・略・七・闘」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(6)3行目「一・流・攻・守・群」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(7)4行目「智・信・仁・勇・厳」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ
(8)5行目「風・林・火・山・海」|ソフトバンクアカデミア開校式 まとめ

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